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| ~借金の魔力~ |
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なんとか半年の就職浪人を経て、とあるアパレル会社に就職した私でしたが、初任給が手取り17万円。 家賃・光熱費を差し引くと11万円で、 その当時まだ、一般の人が持っていなかった携帯電話を購入し、 ほとんどトレンディドラマの影響で買ったと言っても過言ではない親ローンで買った某リンゴマークのパソコン。 携帯の通話料が1月約1万円と親への返済金3万円を差っ引くと残り7万円。 食費や雑費を引いて自由に遊びに使えるお金、ざっと3万円前後。 カラオケに合コン、旅行のお誘いなどなど、 いつもいつも「金欠で行けないんだ、また今度誘って!」 それじゃ友達に「付き合い悪ぃ~ねぇ、あの子」って思われそうだし。 足りない、足りない、お金が足りない…。 「早く給料上んないかなあ…」 そんなことを思っていたある日、 会社が取引してる銀行の営業マンがやってきて、 「あのー、普通口座作りません?」と社員みんなに聞いてまわっている… 当然私のところにもやってきた。 もう一個口座が欲しいと思っていた私は、快く口座申し込みの手続きをした。 そして申し込み用紙を受け取った営業マンが言った。 「ありがとうございます。」、 「あっそれからこの口座10万円まで借り入れできますんで」。 「いいじゃんそれ!」「そしたら誘い断らなくていいじゃん!」と心の中の私。 それが金融機関で初めて借りた借金となりました。 |
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